社長ブログ

4K・8Kって??

2017.06.17

みなさま

いかがお過ごしでしょうか、都通信 都甲貴之です。

 

先週より近畿地方は梅雨入りしました。

・・・ですが雨、降りません。

梅雨入りした日は雨だったのですがそれから雨が降った日は僅かです。

このままだとまた野菜が高くなっちゃいますね。

 

皆さまの地域ではいかがですか?

 

+ + + + + + + + + + + + + +

 

2011年7月24日、総務省により地上デジタル放送へ完全移行しました。

当時、家電量販店にテレビ買い替えのため

大勢の消費者が押し寄せたことは記憶に新しいことと思います。

デジタル放送の画質の綺麗さ、鮮明さにびっくりしていた方がたくさんいました。

3Dテレビが出たのもあの時期だったでしょうか。

 

その後

 

2012年3月31日アナログ放送が停波

2015年3月ケーブルテレビのデジアナ変換サービスが終了

 

と、移行からもうすぐ6年経とうとしています。

 

そして今注目されている放送サービス、4K・8K。

総務省とNHKが主体となって推進しています。

 

韓国一部地域では、今年5月末より世界初の地上波放送が開始されました。

 

今回は4K・8Kをテーマとし、

放送技術についてあまり詳しくない方にもわかるように

かいつまんで書いていきたいとおもいます。

 

少々長くなりますがお付き合いください。

 

 

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+ 画素数

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まず映像には画素数(画像の点の数)により呼び方が変わってきます。

 

地上デジタル(ハイビジョン、1K、HD) ・・・1440×1080画素
フルハイビジョン(ブルーレイ、2K、フルHD) ・・・1920×1080画素
4K/2Kの4倍 ・・・3840×2160画素
8K/2Kの16倍 ・・・7680×4320画素

 

2Kは水平方向の数字が1920と約2000のため2K、

4Kは水平方向の数字が3840と約4000で4K、

そして8Kは7680と約8000のためその名がつきました。

 

画素数が大きくなればなるほど映像はきめこまやかくなるので、

テレビの画面が大きくなっても綺麗に映し出すことができます。

 

例えば激しく動くスポーツを4Kテレビで見ると、

いかにも目の前で選手が動いているかのような

躍動感、臨場感を楽しむことができます。

 

 

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+ 4Kを見るには

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4K放送を見るには以下が条件となります。

・4K対応のカメラで撮影

・4K対応のテレビで受信

 

現在、BSにて4K・8Kの試験放送がされていますが、地上波ではされていません。

そのため4Kテレビを購入して地上波を見ても残念ながら4Kではありません。

 

※UltraHD Blu-rayソフトを再生できるプレーヤーで映画などのコンテンツを4Kで楽しむことはできます

 

 

 

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+ エンコード

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前提が長くなりました。

さてここからもうすこし踏み込みます。

 

4Kは解像度がフルハイビジョンの4倍あるのでデータ量も4倍になります。

現在の圧縮、MPEG-2のままではデータ量が膨大になるので、

それをストレスなく再生するにはH.265(通称HEVC)という圧縮規格が必要不可欠となります。

これは圧縮だけではなく画質を維持できることから期待されている技術です。

 

しかし

再生できるデバイスが少ないこと、

再生負荷が高いことなどが課題となっています。

 

 

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+ 高い周波数と減衰量

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また4K・8Kは以下のようにとても高い周波数帯域を使用します。

・フルハイビジョン/1595~2071MHz

・4K・8K/3224MHz

 

同軸ケーブルでデータを伝送しますが4K・8Kのように

周波数が高くなると伝送時に信号の減衰量が増えます。

減衰量が増えるということは視聴レベルが低下するということです。

また、機器間の伝送では光ファイバーを使用したり12G対応の同軸ケーブルを使用したりしています。

 

 

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+ テレビ本体の画質

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現在、代表的なテレビには

液晶テレビ、プラズマテレビ、そして有機ELテレビ

があります。

 

今後注目の有機ELテレビは画質が鮮やかで、バックライト装置不要のため超薄型で軽量というメリットがあります。

しかし、サイズが大きい(最小55インチ)ので場所を選ぶ、寿命が短い、最高輝度が低いため直射日光が当たると見えにくくなるなどというデメリットもあります。

このデメリットが払拭されれば一般家庭に4K搭載の有機ELテレビがさらに普及し、

次世代の映像を楽しむことができるでしょう。

 

またテレビ画面には水平に走査線というものがあり、

NTSC規格では525本(有効480本)、ハイビジョンでは1125本(有効1080本)の走査線があり、

走査線の多いほうがきめ細やかな映像を表現できます。

 

映像を表現する走査には二種類あります。

・インターレース走査

まず奇数の走査線を表示し、次に偶数の走査線を表示します。

これは飛越走査とも呼ばれテレビ放送はこれを採用しています。

・プログレッシブ走査

最上から一本ずつ表示され、パソコンのディスプレイなどはこちらが採用されています。

順次走査とも呼ばれます。

 

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+ これからの放送技術

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4K・8Kについて、総務省はロードマップで以下の目標を掲げています

『2020年夏の東京オリンピックを4K・8Kで中継し、それが一般家庭で視聴される』

 

しかし、これで終わりではありません。

高機能コーデックや字幕システムや音響装置・・・次々と新しい放送技術は生まれます。

 

最新技術を取り入れた通信工事をお届けする都通信に今後もご期待ください!

 

 

 

株式会社都通信

代表取締役 都甲貴之

 

 

ゴーストライターさとみ

まだまだ勉強中です(@_@;)

今回は本当に難しかったなーーー!

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